スタッフブログ
職員活動特集 No.2 職員勉強会
■職員勉強会
職員の支援スキルのブラッシュアップを目的とし、
毎年『職員勉強会』を定期的に開催しています。
職員が勉強したいテーマを出し合い、
今年度実施した勉強会テーマは下表のとおり。
“発達障害への支援”というのが一貫したテーマだったように感じます。
金銭管理を軸とした日常生活や余暇への支援、
意思決定支援ガイドラインの勉強、
大人になって診断された方の事例検討やそこからの学び、
職場適応や社会スキルへの支援や二次障害への対応・予防、
障害者と事業所両側面から見た定着支援に求められるもの。
6回の勉強会を通して改めて確認したのは、アセスメントの重要性。
本人の意思や能力を活かした支援を推進するためにも、
事業所のニーズに応えるためにも私達支援者は様々な角度からの分析と本人が自己理解を深めていける関わりのスキルを高めていくこと、そして常に新しい情報に注視していく姿勢を大事にしていきたいと感じます。
来年度も本人の希望や能力を活かした支援ができるよう、
計画的に勉強会は続けていきます。
今年の年間計画として、下記にテーマを紹介します。
1 活きたお金の使い方、楽しみのある生活について
2 意思決定支援について考える
3 大人の発達障害について
4 発達障害の方に対する支援
5 発達障害の二次障害について
6 就労定着できたケースと出来なかったケースの事例研究
職員活動特集 No.1 地域との繋がり
■ROS(リレーショナルオープンスクール)に参加して
11月17日(金)みやざき中央支援高等学校にて、
特別支援が必要な子供たちが、地域と繋がりながら、
社会に出ていけることを目指してという目的から、
みやざき中央支援学校に地域の先生方や支援関係者を招いて、
授業風景の視察や、特別支援教育の将来について、
国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 横山貢一先生の講演が行われました。
今回、中央支援学校から依頼を受けて、進路の眞田先生と何度か打合せを重ね、
繋がる支援側として話題提供してほしいとの依頼がありましたので、
参加させて頂きました。
学校では、先生方が社会に出た時に困らないようにと、割引算の授業や、
職場実習に行った時に困らないようにと、現場への交通の確認や、
仕事が終わった時の報告の仕方などを、一人一人に丁寧に教えていました。
また、地域の高校の特別支援教育の担当の先生方も視察に来られていました。
午後からの高等部ミーティングに参加させていただき、
通級クラスが出来るにあたり、
どのように教えていけばいいのかといった具体的な質問もありましたが、
支援学校の先生が丁寧に伝えていました。
また、当センターからも就労移行支援で福祉に繋がる前にできることについて話題提供しました。
「自分の障害について知ることで、周囲にヘルプを求めることができる。」こと。
そのことについて幾つか事例を交えて紹介しました。
近年、働く障害者が増えてきていますが、
その分、働く側ももっとアピールしなければならなくなるでしょう。
企業も、合理的配慮といって、環境整備に力を注ぐでしょう。
私達、福祉側として、労働と、教育と、そして医療との繋がる支援がますます問われます。
障害があっても働き続けられるように、『アシスト』していきたいと思います。
生活訓練特集 No.2味噌作りと梅干作り
今年は、味噌作りと梅干作りに挑戦しました!
味噌作りは、麹作りから。
洗米し、麹菌を種付け、数日保温して米麹の完成です。
それから大豆を蒸して、塩と米麹を混ぜ合わせ樽に詰めていきます。
皆さん初めての経験でしたので、
味噌の原材料についても初めて知ったという方がほとんどでしたが、
ミキサーにかけたり、
味噌をこねたり、
楽しく参加されていました。
4月に仕込んで約半年熟成、10月には飴色のお味噌が完成。
味噌汁を作ってみんなで試食したところ、美味しいと好評でした。
梅干作り
梅の実をたくさんいただき、梅干作りに挑戦しました。
今回も初めて行う方ばかりでしたが、梅のヘタ取りや水気のふき取りなど
細かい作業も丁寧に行っていました。
塩漬けを行い約1ヶ月で完成。
今回は紫蘇漬けまでは出来ませんでしたが、
試食したところとーっても美味しい梅干に出来上がっていました)^o^(
生活訓練(自立訓練)特集No.1 自己管理
現在、生活訓練サービスを受けられている方は、8名になります。
働いているけど、自分でお金を管理することを教えて欲しいという方、
どんな働き方が自分にできるのか、考えてみたいという方、
体調面を整えることを考えてみたいという方など。
その方の悩んでいることをまずお聞きします。
そのお悩みを交通整理して、始めていきます。
金銭計算の訓練もその一つです。
生活費に使うのは、給料、年金などですね。
その中から、家賃、食費、水道光熱費など、必要な経費を支払います。
毎月給料日前が大変な方や、将来のことが不安なのになかなか貯金が出来ない方、
働き出してお給料を貰うようになったがどのように使って良いか分からない方等々、
それぞれの状況に合わせて、個別に支援をおこなっています。
他には、気分・感情に気づく支援も行いました。
日常生活場面でみられる洗濯や服のたたみ方、
アイロンの使い方、軽作業の実施などの支援も実施しました。
今年の行事特集No.3 避難訓練
11月某日。
今年度2回目となる、避難訓練を実施しました。
大雨や台風による水害を想定して、
指定避難場所である宮崎東小学校までの避難ルートを、
地形の高低差や危険個所を確認しながら実際に歩きました。
普段なら、センターの外に出るとワイワイおしゃべりしながら歩く皆さんですが、
この時ばかりはシーンとして、真剣に歩いています。
宮崎市の発表する洪水ハザードマップでは、
センターのある地区は冠水する恐れは少ないとなっていますが、
異常性を増す昨今の気象状況を思うと、
やはり万が一に対する備えは大切ですよね。
ということで、センターでは、
地震や火災、津波や土砂災害などを想定した避難計画が作られており、
毎年、2回以上の避難訓練を実施しているわけです。
「備えあれば憂いなし」
それは、就職を目指すための日々の訓練にも言える事ですね!
(・・・ちょっと強引だったかな^^;)

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