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スタッフブログ

今年1年お世話になりました。

雇用支援センターの業務も、今年は今日が最後になりました。

平成29年を送り、平成30年は気持ちも新たに迎えたいですね。

センターの圃場、生活訓練のみなさんが育てた野菜。

今年最後の収穫は・・・・葱です。

青々と、元気よく育っています。

今年1年、頑張った自分を、ネ・ギ・らいましょう!

職員活動特集No.3 学習共同支援

■学習共同支援
 これまで、普段の生活で役に立つ計算(買物、おつり、商品の割引)や漢字、
交通ルール、安全管理など、生活の中で役立つスキルを身に着けるために、
個別に学習プログラムを実施してきました。

しかし、これは、学習を教えるプロの視点と指導法により、
更に役立つものになるのではという観点から、
宮崎大学教育学部特別支援教育 戸ヶ崎教授に御相談しましたところ、
貴重なアドバイスを戴き、又センターの主旨をご理解頂き、
ご協力して頂きました。

基礎科目を集中して学習するプログラムを実施しました。

大事なのは、学習を始める前と後でアセスメントをしっかり行い、
どのくらい学習が身に着いたかを点検し、
本人自身の受講後の評価を行うというものでした。
(もちろん、客観的評価に基づくものです。)

学習に参加することになった4名の訓練生たちは、
最初はとても緊張していましたが、
先生方がとても楽しく、おもしろく、丁寧に教えてくださるので、
毎回学習の時間を楽しみにするようになりました。

今回、期間は約3ヶ月と短い期間でしたが、大変有意義なプログラムとなりました。

学習プログラムを受けた訓練生の中には、
途中で就職した者もいましたが、
仕事を終えた後に学習を受講し、
予定プログラムを終了することができました。

学習したことは、これからの社会経験を通じて、
更に身になっていくでしょう。

職員活動特集 No.2 職員勉強会

■職員勉強会

職員の支援スキルのブラッシュアップを目的とし、
毎年『職員勉強会』を定期的に開催しています。
職員が勉強したいテーマを出し合い、
今年度実施した勉強会テーマは下表のとおり。
“発達障害への支援”というのが一貫したテーマだったように感じます。
金銭管理を軸とした日常生活や余暇への支援、
意思決定支援ガイドラインの勉強、
大人になって診断された方の事例検討やそこからの学び、
職場適応や社会スキルへの支援や二次障害への対応・予防、
障害者と事業所両側面から見た定着支援に求められるもの。

6回の勉強会を通して改めて確認したのは、アセスメントの重要性。
本人の意思や能力を活かした支援を推進するためにも、
事業所のニーズに応えるためにも私達支援者は様々な角度からの分析と本人が自己理解を深めていける関わりのスキルを高めていくこと、そして常に新しい情報に注視していく姿勢を大事にしていきたいと感じます。

来年度も本人の希望や能力を活かした支援ができるよう、
計画的に勉強会は続けていきます。

今年の年間計画として、下記にテーマを紹介します。
1 活きたお金の使い方、楽しみのある生活について
2 意思決定支援について考える
3 大人の発達障害について
4 発達障害の方に対する支援
5 発達障害の二次障害について
6 就労定着できたケースと出来なかったケースの事例研究

職員活動特集 No.1 地域との繋がり

■ROS(リレーショナルオープンスクール)に参加して

 11月17日(金)みやざき中央支援高等学校にて、
特別支援が必要な子供たちが、地域と繋がりながら、
社会に出ていけることを目指してという目的から、
みやざき中央支援学校に地域の先生方や支援関係者を招いて、
授業風景の視察や、特別支援教育の将来について、
国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 横山貢一先生の講演が行われました。

今回、中央支援学校から依頼を受けて、進路の眞田先生と何度か打合せを重ね、
繋がる支援側として話題提供してほしいとの依頼がありましたので、
参加させて頂きました。

 学校では、先生方が社会に出た時に困らないようにと、割引算の授業や、
 職場実習に行った時に困らないようにと、現場への交通の確認や、
 仕事が終わった時の報告の仕方などを、一人一人に丁寧に教えていました。

 また、地域の高校の特別支援教育の担当の先生方も視察に来られていました。

 午後からの高等部ミーティングに参加させていただき、
 通級クラスが出来るにあたり、
どのように教えていけばいいのかといった具体的な質問もありましたが、
 支援学校の先生が丁寧に伝えていました。
 また、当センターからも就労移行支援で福祉に繋がる前にできることについて話題提供しました。
 「自分の障害について知ることで、周囲にヘルプを求めることができる。」こと。
 そのことについて幾つか事例を交えて紹介しました。

 近年、働く障害者が増えてきていますが、
 その分、働く側ももっとアピールしなければならなくなるでしょう。
 企業も、合理的配慮といって、環境整備に力を注ぐでしょう。
 私達、福祉側として、労働と、教育と、そして医療との繋がる支援がますます問われます。
  障害があっても働き続けられるように、『アシスト』していきたいと思います。

生活訓練特集 No.2味噌作りと梅干作り

今年は、味噌作りと梅干作りに挑戦しました!

味噌作りは、麹作りから。
洗米し、麹菌を種付け、数日保温して米麹の完成です。

それから大豆を蒸して、塩と米麹を混ぜ合わせ樽に詰めていきます。
皆さん初めての経験でしたので、
味噌の原材料についても初めて知ったという方がほとんどでしたが、
ミキサーにかけたり、
味噌をこねたり、
楽しく参加されていました。

4月に仕込んで約半年熟成、10月には飴色のお味噌が完成。
味噌汁を作ってみんなで試食したところ、美味しいと好評でした。

梅干作り
梅の実をたくさんいただき、梅干作りに挑戦しました。
今回も初めて行う方ばかりでしたが、梅のヘタ取りや水気のふき取りなど
細かい作業も丁寧に行っていました。
塩漬けを行い約1ヶ月で完成。

今回は紫蘇漬けまでは出来ませんでしたが、
試食したところとーっても美味しい梅干に出来上がっていました)^o^(