OJT
月1更新を目標にしていますが、7月も末日となりました。そんな状況で、つらつらと…。
当センター「キャリアアシスト宮崎」では、従来の就労支援に加え、早期(スピード)就職コースという支援を開始しました。これは就職達成の早期目標(期限)を決めて、利用者の方と頑張ろうという取り組みです(詳細はお問合せください)。
6月から積極的に広報して、たくさん問い合わせがあります。既に1名がチャレンジ中です。
その背景等について、少し私見を述べます。
そもそも障がいのある、ないにかかわらず、職業準備性のうち、自らが希望する仕事にマッチング出来るかどうかは未知数。経験してみないとわからないという側面もあります。「思っていたよりも…」ということは、良くも悪くもあるようです。
また、転職を考えている場合、キャリアを積みたいという明確な目標もあるでしょう。
今回の取組みは、働く意欲や新しいチャレンジに焦点を当てて、自己理解、仕事理解を深めつつ、早期に求人に応募して採用をつかみ取ろうというものです。
採用としては、トライアル雇用等様々なケースが想定されますが、最も大切なのは、その仕事に適応できることだと考えます。
そこで、採用後は企業と一緒になって初期のOJT(オンザジョブトレーニング、実際の業務を行なう中で必要な知識や技能を身につけること)関わって、職場への適応をフォローしていくことにしています。
精神障がい者の雇用が義務化されて以降、企業からは採用後の継続的なフォローが注目されています。働く障がい者にとっても早期退職は避けたいところです。そういった背景を受けて、当センターでも、就職後のフォローを手厚くする一方で、多様化する就労支援のニーズに答えていこうという取り組みです。
これまで培ってきた支援技法やアセスメント手法を生かしつつ、新しいことにも取り組もうという支援員の意識の高さは、当センターの強みだと思います。
是非、問合せいただき、一緒に一歩を踏み出してみませんか。