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卯年

新年 明けましておめでとうございます。

 

今年は、卯年。飛躍や向上の年のようです。兎がぴょんぴょん跳ねるので、その象徴なのでしょうか。

 

私が思うには、飛び跳ねるにもその元になる脚力が必要ということ。平穏な日常の中にも日々の経験や努力を積み重ね、飛躍するときの脚力=自力を備えておくべきと考えます。社会人には、様々な役割が求められますが、その自力如何で対応に差が出て、評価もされます。飛びぬけた成果を上げる機会は滅多にありませんが、その過程に手を抜かずにいることが大切です。

 

年の初めにそんなことに思いを巡らしながら、高2の息子のプリントを眺めていたところ、こんな文章を目にしました。近い将来社会に出る生徒に向けて、社会人とはどうあるべきかを伝えたい先生の的を得た表現です。一方、私たち大人(社会人)は、子供たちからそういう風に見られると思うと、自省の念に駆られます。では、その一部を紹介しましょう。

 

(略)

学生のうちは周囲の人々によって、生かされ、支えられています。社会人はその社会を支える側になっていきます。『自分のために頑張りながらも、他の人のために努力する人間』、『人のために質の高い能力が必要だからこそ、自分を伸ばそうと努力する人間』それが社会人です。

(略)

 

個人的には、前段は当然のこと、後段の努力に惹かれます。まさに当センターが求める人材(支援者の素養)だと考えます。

 

当センターでは、今年も職員一丸となって、障がい者の社会的自立をアシストしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。