産業カウンセラーの日
昨日、11月23日は、勤労感謝の日。産業カウンセラーの日でもあります。
各地で産業カウンセラー協会主催のイベントが開催されました。
私と主任は、宮崎市内会場の分科会で話をさせていただきました。
分科会のテーマは、発達障がいがある方への支援の在り方。
テーマとして取り上げていただいたこと、思いのほか日ごろから思案されている会員や一般の方もいらっしゃることに感謝した次第でした。
今回は、センターでの支援業務内容の紹介はさておき、障がいがある方への向き合い方、支援を受けることの大切さに重点を置きました。
出席者のほとんどが産業カウンセラー。日常業務や相談等で困難さを抱えている方と接する方も多く、グループ討議では、休憩も忘れ様々な話題について意見を交わすこととなりました。
支援者の立場は、特性理解(障壁の理解と克服意思)が支援の出発点。一方、産業カウンセラーの視点からすると受容共感できても気づき(特性理解)に繋がらない。双方のそんなもどかしさは、障がいがある方の社会的自立を促したい思いの表れなのでしょう。なかなか即効性のある解決策はありません。しかし、声を上げ続け、思いを巡らし、手を尽くし続けることで、多様な特性に引け目を感じることなく活躍できる社会できていくのだと感じます。そう信じたい。