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キャリアについて考える ②

前回、自身の学生アルバイトの経験から、“仕事理解”の一面を垣間見たことに触れました。

今回は、少し脱線気味に当時の経験からつらつらと…

 

前回同様、遠い昔の話になります。

 

入学してすぐのこと。同郷の友人から誘われて、運動部に入部することになりました。

同種の競技経験はありましたが、入ったのは未経験の種目。さすが体育会系と言われるだけに、練習はキツイキツイ(泣)。最近まで受験生だった鈍った体は悲鳴を上げます。そのうちに体は慣れてくるものの、一方で困ったことが…。

体は皆についていけましたが、次第についていけないものがあることに気づくのでした。

用品から遠征費まで、すべて自腹。経済的負担が重くのしかかり、そのうちに前回お話しした単発バイトだけでは足りな~い。ズバリ、金欠状態。毎日の食事代にも困る始末。

結局、そうこうしているうちに部活動は断念することになるのでした。

 

今思えば、自身の見通しの甘さには恥ずかしいかぎりですが、当時、本気で何とかなると思っていたのです。キャリアガイダンスの“自己理解”以前の課題。金銭出納、いやお小遣い帳レベルの課題でしょうか。

 

そうは言うものの、金額の多寡は別として、働くうえでは非常に大事なこと。入ってくるお金と出ていくお金のレベル(ここ基本)から、ひと月の金銭管理、一年間に必要な経費と予算建て等々。

当時、学校では全く教わってこなかったことに、はたと気づくのでした。が、苦難は続くのでした。

 

今日のところは、ここまで。