うかいろ
通勤途中の道路工事看板を眺めつつ思うところをつらつらと…。
徒歩通勤。
集団登校の地域の子供たちにパワーをもらい続いています。
そんななか、気になる道路わきの縦長の看板。
とある交差点の要所に設置されている『うかいろ』の看板。
スクールゾーンにあるためか、ひらがなで書かれていますが…
はて、どれくらいの子供たちが意味が分かっているのだろうか?
の疑問がふつふつと…
その場所は、区画整理地から幹線道路に出る大きな交差点。
道路そのものが変わってくるので、片方の横断歩道が使えず、歩道もない状態。
交差点も少し複雑なつくり。
どちらかと言えば、『遠回りしてください』とか『回り道』の方が分かりやすいのでは?
と感じたのは私だけなのかなぁ。
察するところ、当初『迂回路』だった看板。
子供にも読めるようにと考えて、ひらがな標記にしたのでしょうか(勝手な想像です)。
たぶん私が小学生だったら、読めても理解できなかったでしょうね。
つきなみですが、日々の支援業務においても同様です。
『読める』だけでは意味がありません。
利用者の方に意味や意図を理解してもらえることは、本当に難しいことです。
障がいの特性や思考のくせから生活環境etcまで、たくさんのアセスメントが必要となります。
このため、いま、当センターでは、支援員全員がアセスメント力の強化に努力しています。
外部専門家の協力も得て、特性理解のための研鑽を重ねているところです。
こちらは『うかいろ』ではなく、『おうどうはない』のでしょうね。