見通し
夏至も過ぎ、マスク生活も辛くなってきた…(;’∀’)、いや“新しい生活様式”の実践に取り組んでいる今日この頃。一向に見通しのつかない日々に感じたことをつらつらと。
前回のつぶやきの最後の方に、『厄介な感染症に翻弄されている現在、刻々と状況が変化しています。結果として、それとは全く関係ないこれまでの生活や将来の目標が、ぼやけてしまう様な気がしてなりません。』と記していました。文章から見通しがつかない焦燥感が見て取れます。
そんな少し前のことになりますが、まだ学校再開の目途が立たない頃。とある中学校の先生が登校日に配布したプリントにハッとさせられました。良い意味で…。
『提出物が守れなくて、何が受験だ!』の文字。それも手書きでデカデカと…。
学校のプリントといえば、生徒への連絡確認のみならず、家庭へのメッセージ性の強い代物。中三担任の募る焦燥感から出ただろう見通しを伝える一文。伝わる先が我が家だったか否かということは、とりあえず措いときますが…(;’∀’)。いろいろ考えさせられました。
さて、就労支援に目を移すと、利用者ご本人の特性との業務とのマッチング以前に、事業所、家庭、就業条件、通勤など諸事情により、雲行きが怪しくなってくることがあります。さらに今回の厄介な感染症の影響では、採用計画そのものが白紙になったケースがあるのも事実です。そんな時、解けない目先の問題を解くのは、困難です。もう一度、就労支援の入り口に立ち返って、本来の目的を達成するための課題は何なのかを分析し、やるべきことを再構築していきます。
見通しとは、自然についてくるものではなく、自ら立てていくもの。諦めたら最後。先を見て進もう。