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交流の場

昨日の日曜日、センターでは、予定通り“餅つき大会”を行いました。あいにくの雨模様でしたが、たくさんの方々が参加してくれました。

“餅つき大会”は、初めての企画で、スタッフも不安だったようですが、参加者の皆さんと協力して、大変楽しい時間を過ごすことができました。詳しくは、スタッフブログにアップされますのでお楽しみに。

 

さてさて、餅つきの様子を眺めながら、思うところをつらつらと…

お餅を食べる機会が多いかどうかや好き嫌いは別として、お餅が食べたいと思えば、スーパーで手軽に手に入れることができます。サ〇ウの切り餅、力うどんのカップ麺、昨席お雑煮等々…。わざわざ餅つきなどしようなんて考えもしないでしょう。

それでは年中行事としてはどうでしょうか。「さぁ、餅つきでもしようか。」と親戚が集うとか最近めっきり耳にしませんし、ましてや臼や杵、蒸し器等々の準備を考えると相当ハードルが上がってしまいます。

 

私が幼い頃に親に教えられた記憶では、正月前にお餅をつくのは、歳神様にお供えして力を頂くためのもので、鏡開きではそれを分けていただく。たしか、力もちもそこから由来していて、お年玉も昔はお餅だったとか。そして、みんなでお餅をついて準備をすることは、大人から子供までが協力する社会経験だとか。

 

とはいうものの、核家族化が進み少子化もあって親戚の数も減り、地域の自治活動や子供会活動も希薄になっていると、なかなか思うように社会経験の機会は増えません。それがキッカケかどうかは定かではありませんが、スタッフの発案で開催することに…。

今回は、普段の生活訓練、就労移行カリキュラムでは見れない一面や素晴らしい特性を発見することができ、定着支援を受けている就労者やお友達との交流もありました。つきたてお餅と豚汁でお腹いっぱいになりました。今回のチャンスを逃した皆さん。次の機会には、ぜひ参加されてはいかがでしょうか。

 

追伸、企画から準備に奔走したスタッフの皆さん、お疲れさまでした。