キャリアについて考える
えっ!
気づけば、前回の更新から2か月経っていました。少々夏バテ気味なのは否めないのですが、言い訳はせずテーマについてつらつらと…。
今回は、当センターの事業所名の一つ『キャリアアシスト宮崎』のキャリアについて、少しばかり考えてみましょう。キャリアとは?そしてキャリアアシストとは、どういうことでしょうか?
まず、キャリアの意味を辞書で調べてみると、①専門の仕事や遊びでの経験。経歴。②国家公務員で上級試験に合格している者。ということでしたが、②は別として、①も何となくセンターの業務とは関連付きませんね。
では、キャリアコンサルティング的にはどうかというと、労働政策の権威木村周先生は、「もともとキャリアとは、『何らかの意味で働くことを中核として人生を生きること』である。人生の節目節目で『自分自身を見つめ直し、おかれた環境を精査し、それに適応すること』である。」と述べられています。ふむふむ、人生という長い時間軸も含むことが分かります。
ではでは、当センター的にはどうでしょう。ズバリ、障がいがあっても企業で働くことはもちろんですが、働きながら自ら生活していけることをも含めてキャリアとして捉えています。ですから、先生のおっしゃる後段ところもお手伝いできればというスタンスでいます。もちろん、センターでは請け負えないこともありますし、福祉サービスの範囲内での支援になりますが、様々な機関とのネットワークがありますので、一緒に考えることはできます。
そうすることで、いつでもやり直しができる社会を実現できればという熱い想いを持って、職員は日々奔走しているのでした。