鹿児島マラソン2019
3月3日、隣県で開催された鹿児島マラソン2019のフルマラソンに参加してきました。
この大会は、最近できた都市型マラソンです。今回が4th大会で、私は3年ぶり2回目のエントリーでした。コースは、市内中心部からスタートし、鴨池公園方面へ南下後、再び北上し天文館等繁華街を抜けます。その後、錦江湾越しに桜島を望む国道10号線を北上して、姶良市を折り返す風光明媚なコースです。
レース結果は、シーズンベストだったものの、前回記録に32秒及ばずの3時間41分。ふがいない結果に終わりましたが、地元の皆さんの応援に助けられ、苦しくとも楽しい大会となりました。
さてさて、フルマラソン。42.195㎞という、日常では考えられない距離をみんなで走っちゃいましょうという競技。ちなみにエリートと呼ばれるランナー達は、2時間そこそこでゴールしますが、ビギナーや練習不足のランナー、当日のレースプランの如何によっては、過酷なレースとなります。しかしながら、なぜかはまってしまうのには、いろいろな気づきがあるためだと思っています。(素人なので技術的な気づきは皆無です。)
レース中、とてもしんどくなることがあります。それは、体調にもよりますが、走り始めてすぐだったり、後半だったり、しかも何度もだったりと様々です。私は、そんな時は沿道の応援に苦しい顔は見せません。代わりに口角を上げたり薄目にしたりして、あたかも笑っているような表情を作ります。というのも、しんどい顔をして走るのは、頑張っている自分を認めて欲しいということに外なりません。ある意味“うぬぼれ”のようなもので、認められたと思った途端、一気に気持ちが萎えてくるのです。
今回の大会も1万人がフルマラソンを走りました。程度の差はあれ、どのランナーもしんどいのでしょうが、同じ方向に走っているので、表情をうかがい知ることはできません。自分だけがしんどいと勘違いしてしまっては、レースは終わりなのです。「走るも、歩くも、止まるも自己責任。」
かく言う私も今回ばかりは、しんどくて仙厳園前の給水所で止まって蕎麦を食べましたが、そこから気持ちを切り替えることができたのが今回の気づきでした。
今回は、数日前からの雨予報や前日の大雨にヤキモキしました。しかしながら、当日は直前に曇りの良いコンディションになりました。気まぐれな天気に一喜一憂するより、場面想定して徹底した準備をすることも大切なことですね。