職員活動特集No.3 学習共同支援

■学習共同支援
これまで、普段の生活で役に立つ計算(買物、おつり、商品の割引)や漢字、
交通ルール、安全管理など、生活の中で役立つスキルを身に着けるために、
個別に学習プログラムを実施してきました。
しかし、これは、学習を教えるプロの視点と指導法により、
更に役立つものになるのではという観点から、
宮崎大学教育学部特別支援教育 戸ヶ崎教授に御相談しましたところ、
貴重なアドバイスを戴き、又センターの主旨をご理解頂き、
ご協力して頂きました。
基礎科目を集中して学習するプログラムを実施しました。
大事なのは、学習を始める前と後でアセスメントをしっかり行い、
どのくらい学習が身に着いたかを点検し、
本人自身の受講後の評価を行うというものでした。
(もちろん、客観的評価に基づくものです。)
学習に参加することになった4名の訓練生たちは、
最初はとても緊張していましたが、
先生方がとても楽しく、おもしろく、丁寧に教えてくださるので、
毎回学習の時間を楽しみにするようになりました。
今回、期間は約3ヶ月と短い期間でしたが、大変有意義なプログラムとなりました。
学習プログラムを受けた訓練生の中には、
途中で就職した者もいましたが、
仕事を終えた後に学習を受講し、
予定プログラムを終了することができました。
学習したことは、これからの社会経験を通じて、
更に身になっていくでしょう。