社会参加
あっという間に、2月になりました。冬本番かと思いいきや、昨日は最高気温が20度を超える陽気。いわゆる暖冬のようですが、寒暖差が激しいので健康管理に注意が必要ですね。それと、厄介なウィルスにも…。
さてさて、昨年末に社会経験について、お餅つきの話題から触れましたが、今回は関連して社会参加への取り組みを二つばかり。
先月の18日土曜日のフリートーキングのテーマは、『冠婚葬祭』でした。
フリートーキングとは、何ぞや?という方に少々解説しますと。当センターには、1年間の開所カレンダーがあります。その中に、土曜日の午前中に開所する日があって、普段のカリキュラムとちょっと違って、趣向を凝らしたテーマに沿って自由な意見交換やグループワーク、講話、プレゼンテーションなどなどを行っています。本年度は、30回のテーマが組まれていて、主担当になった職員がいろいろ考えます。
話を戻すと、今回は私が担当者。『冠婚葬祭』というと、とっつきにくくて、非常に幅が広いためか、年長者が担当のようです。確かに、このテーマは考えすぎると難しくなるので、「メモは取らなくていいので、パワーポイントを見ましょう。」を基本にして…。祝儀袋の水引きの違いや不祝儀袋の書き方から服装、臨席マナーまで、ポイントを絞って一緒に考えました。最後に私が伝えたのは、機会があれば、慶事弔事を問わず臨席しようということでした。
もうひとつが、いまシーズンたっただ中のマラソン大会に参加すると楽しい件。
センターでは、生活訓練の体力づくりの一つして、ランニングに取り組んでいることは、以前からお伝えしていますが、今回は、3名がキャリアアシスト宮崎マラソン部(仮称)として、先日11日の都農尾鈴マラソン大会の5㎞、10㎞レースに参加しました。入賞は逃したものの、練習の成果をいかんなく発揮。爽快な汗を流し走り終わった後、おにぎり弁当と豚汁を、みんなでわいわい言いながら食べて余暇を楽しみました。参加賞のミニトマト、スイトピー、都農ワインは家族への最高のおみやげだとか。
障がいの有無に関わらず、社会経験や社会参加の機会は、いろいろあると思います。センターでは、様々なキッカケを通じて、利用者の皆様の社会参加を後押ししています。ご家庭でも、そっと背中を押してくださったら、社会参加に繋がるちょっとした機会に出会えるかもしれませんね。