ADMISSION INFO.投稿記事

「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本

気になっていた本を購読しましたので、思うところをつらつらと…

 

齢五十を過ぎ、アラ還の域へと突入して暫し。人生百年時代といえども、とうに折り返しを過ぎて悩める年ごろ。なんとなく飲酒についても考えて見ようかな~と、深く考えずに手に取った一冊でしたが…。

読後の正直な感想は、「アルコール、怖え~」、そして「もう焼酎飲めなくなるわぁ~」とタイヘンなことに。

 

我ら世代は、お湯割り文化が浸透してきたせいで、ひと世代前のように、人前で酔って醜態を晒す、いわゆる“のん兵衛(やまいもほり)”は、あまりいませんでした。しかし、若い時分は上司の一声で突如として飲み会が企画されたり、自宅での“だれやみ(晩酌)”は、社会人としてはあたりまえのこと。疑問すら持たずに生活してきました。

 

ただ昨今の自粛モードから、晩酌の量が徐々に増えてきて、体重も増加気味。こりゃおかしいぞと懸念していましたが、習慣性の合理的な解とその怖さをこの本に教えられました。著者によると、『アルコールは薬品』だということ。そして、『飲酒には、精神的な効用はあるが、身体的な効用は全くない』云々…(詳細は、ぜひ買って読んでくださいね。酒飲みには必読だと思います。)。

 

確かに、これまでもフルマラソン前に長期禁酒したまでは良かったが、解禁後は酒量が増えたり、むしゃくしゃして飲酒したものの、酔いが醒めると何も解決できていない現実を前にして、自己嫌悪になったりしたもんなあ。今更ながらではありますが、沼にはまる前に少しアルコールから距離を置くことにしましょうか。

 

アルコールに限らず、人は普段あまり気にも留めないような習慣や思考、行動の中に生きています。何かをきっかけに、一旦立ち止まって俯瞰的に見つめ直すことが必要なようです。

ちなみに、どれくらいの期間距離を置くことができるかは、私次第です。まずは実践あるのみ。